先日バロックチェロの巨匠(って書くと怒られそうだけれど...)の鈴木秀美さんにゴルドベルグのレッスンを受ける機会があった。
装飾音の入れ方や16分音符の扱い、小節の中のフレーズの作り方etc..バロックの世界では当たり前とされている事柄を色々教えて下さった。(*まだまだ知らない事だらけです。勉強します。。)
秀美さんの素晴らしいところは学者の様に(語弊があるかもだけれども)決まり事に縛られるのではなくちゃんと音楽の中に取り入れて演奏なさっている!
秀美さんがアドバイスをくれると途端、音符が生き生きしてくるのだ。
人柄も演奏も音楽が溢れていてとっても素敵です!
そんな鈴木秀美さんの演奏を聴きたい方はコチラ→http://www.hidemisuzuki.com 愛に溢れた演奏が聴けますyo!
第4変奏 (1段鍵盤)3/8拍子
生き生きとしたフゲッタ。
第5変奏 (1段または2段鍵盤)3/4拍子
躍動する16分音符左手と右手が交差するスピード感が溢れる音楽。
第6変奏 (1段鍵盤)3/8拍子
2度のカノン 16分音符が出てくるが第5変奏と変わってひそやかな雰囲気。
*バッハなどのバロック時代の演奏習慣と我々が受けてきた教育が違うのですが。楽器もモダンになっているし。
ただ当時の演奏習慣やスタイルを知って演奏するのと知らずに演奏をするのでは違う気がします。
Violinist 蓑田真理 Official Web Site
バイオリニスト蓑田真理 Mari Minoda : 古典音楽から、新作初演までバロックバイオリンとモダンバイオリンを演奏する他ソロ、室内楽、オーケストラ等で幅広く活動中。国内外を行ったり来たり、ジャンルも行ったり来たり。2019年〜London →→2024年日本に完全帰国。主に東京、関西で活動中。 お問い合わせ MAIL:minoda.violin@gmail.com
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