25、26、27変奏 バッハの晩年と復活

第25変奏 (2段鍵盤)3/4拍子 アダージオト短調 この曲最後の短調。キリストの死を感じさせる胸がしめつけられるような悲しい曲。 

 第26変奏 (2段鍵盤)18/16拍子 悲しみの向こう側にたどり着いた。ここから終曲まで一気に行きますよと行ってるかのような勢いがある超絶技巧の曲。 

 第27変奏 (2段鍵盤)6/8拍子  9度のカノン次の壮大な第28,29.30変奏に備えて少し可愛らしい最後のカノン。 


 バッハは晩年目の病いを患い高名な医師の手術を受けるが失敗に終わり、この手術が基で1750年7月28日にこの世を去った。 今でこそ音楽の父や音楽史上最高の作曲家として知られているバッハだが、作曲家として既に時代遅れとみなされていた当時はしばらく忘れられた作曲家となる。 幸いバッハには作曲家として活躍していた子ども達や弟子が沢山おり、楽譜も出版されていたので完全に忘れ去られるという事は無かったが、今日のようにその名を轟かせるきっかけとなったのが1829年にメンデルスゾーンによって上演された『マタイ受難曲』の復活公演であった。 これをきっかけにバッハが再び脚光を浴びるのである。 バッハの死後約260年が過ぎようとしているが彼が遺した音楽は多くの人々に感動をもたらし勇気を与え時に癒しとなり我々の心を動かし続けている。


Violinist 蓑田真理 Official Web Site

バイオリニスト蓑田真理 Mari Minoda:オーケストラに客演首席奏者で参加。ソロ、室内楽等で幅広く活動中。国内外を行ったり来たり、ジャンルも行ったり来たり。東京都中野区 お問い合わせ TEL:080-3385-0988 MAIL:minoda.violin@gmail.com

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