2017 リサイタル 動画&解説 増本

増本伎共子(1937~)
ソロ ヴァイオリンのための4つの小品
私の作品にはヴァイオリン入りの作品や、多種の弦楽器作品、弦楽合奏作品などはあるがヴァイオリン.ソロの曲というのは、この曲とあと1曲しかない。たしかバルトークのソロソナタをお手本に書いた記憶があり、また当時傾倒していたインドの古典音楽に影響を受けたようなパッセージがピアノの助奏で現れたりする。1960年、現在の大学4年次に中る年に作曲。海野義雄氏により一部初演。1991年にハイデルベルクでモニカ.ヘルツキー氏により再演、数年後、小谷公子氏のリサイタルで再演された。更に「ファイン・デュオ」の沼田園子氏により2000年にCD収録。蓑田さんにより今回のプログラムに採り上げて頂いて、とても光栄に嬉しく思っています。(増本伎共子)
4楽章構成 演奏時間約15分
増本伎共子プロフィール
東京出身。桐朋学園大学音楽学部第一期卒業。作曲を柴田南雄、別宮貞雄の諸氏に師事。作品には室内歌劇「浅芽ヶ宿」弦楽作品には「ストリングアンサンブルのための旅」、ヴィオラ.ダ.ガンバコンソートのための「宮廷のさざめき」などがある。作曲の他日本の伝統芸能の研究にも携わり「新版雅楽入門(2010年新刊)」などの著書もある。桐朋学園大学名誉教授、日本現代音楽協会、作曲家協議会、東洋音楽学会会員。

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Violinist 蓑田真理 Official Web Site

バイオリニスト蓑田真理 Mari Minoda : 古典音楽から、新作初演までバロックバイオリンとモダンバイオリンを演奏する他ソロ、室内楽、オーケストラ等で幅広く活動中。国内外を行ったり来たり、ジャンルも行ったり来たり。2019年〜London →→2024年日本に完全帰国。主に東京、関西で活動中。  お問い合わせ MAIL:minoda.violin@gmail.com