3月も半ば!
4/4日の鈴木秀美とガット弦で弾く弦楽五重奏の名曲の演奏会も差し迫ってきました。
さて鈴木秀美さんといえばバロックチェロ、指揮者として日本のパイオニア的な存在です。もちろんバロックチェロだけでなくモダン楽器も演奏されます。
今回の演奏会ではモダン楽器にガット弦を張って演奏します。
簡単にガット弦の説明を、現在主流のオーケストラなどで聴こえてくる弦楽器の音色はスチールを原料としたスチール弦のサウンドです。ガット弦は羊の腸を扱っています。少なくとも第二次世界大戦まではこのガット弦を張って演奏するのが一般的でした。スチール弦がここまで普及した訳はガット弦より大きく音量が出ることと切れにくく長持ちするこが大きな要因とされています。
今回の演奏会ではその当時に張られていたガット弦を扱かい、ピッチ(音程の幅)も430ヘルツに調整し、出来るだけ当時の音色、に寄せて演奏します。もちろん全てが昔のママの再現という訳にはいきません。しかし、昔の事柄を知ることにより、解釈に確信が持て、新たな発見があります。
是非!4/4ガット弦の音色を楽しみにいらして下さい!
Violinist 蓑田真理 Official Web Site
バイオリニスト蓑田真理 Mari Minoda : 古典音楽から、新作初演までバロックバイオリンとモダンバイオリンを演奏する他ソロ、室内楽、オーケストラ等で幅広く活動中。国内外を行ったり来たり、ジャンルも行ったり来たり。2019年〜London →→2024年日本に完全帰国。主に東京、関西で活動中。 お問い合わせ MAIL:minoda.violin@gmail.com
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