なぜDr.Martens(ドクターマーチン)なのか? ①

ロンドンはサマータイムも終わり、着実に冬の気配が近づいてきています。
ちょこっとスペインに旅行しに行ったりもして、まあ何とか元気です。はい。

さて今日は靴のお話しでもしますかね。学校の日常生活は最後にちょこっとだけ。
イギリスの靴といえばChurch's(チャーチ)やTricker's(トリッカーズ)が有名ですが、ロンドンといえば何といってもDr.Martens(ドクターマーチン)の名が外せないでしょう。
日本でも人気のドクターマーチンですが、ロンドンでも3人に1人はドクターマーチンを履いているといっても過言ではないでしょう。
私がドクターマーチンの説明するのもアレなので、皆さんググって下さいませ。元々はドイツ人の軍医が考案したらしい。
なぜドクターマーチンをイギリス人は好んで履くのか?
あの黄色のステッチとゴム底の、見た目にはスマートでなく少しゴツいやつを。
たぶん思うにイギリス特有の気候が凄く関連しているように思う。
皆さんご存知の通りロンドンの気候といえば1年の半分以上は曇りか雨。しかも雨は降ったり止んだりを繰り返す。地面は常に濡れているか、水溜まりが出来ていたりする。で、ロンドンは至る所にパークがあるのだがロンドンの地下鉄や都心部の空気はすっごーく汚いので、自分含めフレッシュな空気とロンドンのある意味TOKYO以上にスピードが速い日常の中で一瞬の癒しを求めて公園に行く人が多いように思うのだが、芝生が少し濡れていると解っていてもガシガシ歩きたくなったりする訳ですよ。
そんな時にハイヒールはもちろん履きにくいし、かと言ってスニーカーも布が濡れたりして心地よくない。
そうなるとドクターマーチンが最適なのである。ゴム底で滑りにくくごつい皮に覆われた靴が。もちろん70年代にセックス ピストルズを始めとするミュージシャンが好んで履いてたこともあり、カルチャーの象徴でもありデザインもカッコいいのではあるが。
ちょっとこの話まだまだ本題はこれからなので、以外と長くなってしまったのでまた次回に。
学校生活はというと初めての学内のアンサンブルの本番に向けて、今週はオケのリハーサルが幾つかあったのと、只今、絶賛フレンチを勉強中。主にクープラン。装飾音の種類とイネガル奏法に苦戦中w。
新しい事を経験し学んでる最中に色々と感じることがある。
自分の中に色んな抽斗がある方がより柔軟に様々なことに対応できる気がする。
まぁそれを表現できるかどうかといのはまた難しい訳だけれども。
人生に於いても同じ様な気がする。
とりあえずまた次回!

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Violinist 蓑田真理 Official Web Site

バイオリニスト蓑田真理 Mari Minoda : 古典音楽から、新作初演までバロックバイオリンとモダンバイオリンを演奏する他ソロ、室内楽、オーケストラ等で幅広く活動中。国内外を行ったり来たり、ジャンルも行ったり来たり。2019年〜London →→2024年日本に完全帰国。主に東京、関西で活動中。  お問い合わせ MAIL:minoda.violin@gmail.com